


- 室内空気の汚れレベルをLEDで5段階表示
- 専用の信号処理ソフトウェア搭載
- 汚れレベルの外部出力(アナログ、デジタル )
- USB-TypeC対応
- 専用アプリでリアルタイムモニター可能
EM26AQSは、半導体式空気質センサTGS26 シリーズを空気清浄機や換気扇等に組み込んで使用する際に必要となる信号処理ソフトウエアを内蔵した多機能な評価用モジュールです。
本モジュールを使用することで、空気質センサTGS26シリーズを各種用途に応用するための評価を容易に行うことができます。
室内空気の汚れレベルを
LEDで5段階表示

本モジュールは、ガスセンサの電圧出力に信号処理を施すことで、室内空気の汚れレベルを5段階の電圧として出力します。同時に、本モジュールに搭載している5色のLEDにより、空気の汚れレベルを視覚的に5段階表示することができます。

専用PCアプリケーション
EM26AQS専用のPCアプリを使用することで、空気質センサTGS26シリーズを各種の用途に応用するための評価を容易に行うことができます。


このアプリケーションソフトウェア
では、以下が可能です
- 本モジュールからの出力をリアルタイムで
グラフ表示 - CSV形式でのデータ保存
- 本モジュール搭載の温度センサ、湿度センサの値を同時取得(参考値)
- CSV形式データの保存周期の変更
- リセット機能※1の操作
- パラメーター設定※2の変更の操作
※1 リセット機能は、その時の空気の状態を清浄と見なし、VAQL(空気の汚れレベル)を「1」に変化させる機能です。
※2 レベル判定の閾値・時間などの各種パラメータの設定を変更することにより、使用環境に応じた評価を行うことができる機能です。
※3 専用アプリの詳細については、取説説明書をご参照ください。
取扱説明書
信号処理ソフトウェア
評価用モジュールで空気の汚れを
見てみましょう
空気質センサの評価をすぐに開始できるので、開発期間の短縮に繋がります
空気の汚れレベルを検知(判定)するため、半導体式ガスセンサを、例えば空気清浄機等への組み込み用途で使う場合には、ガスセンサからの電圧出力に信号処理を施すために相対値検知の複雑なアルゴリズムを理解すること、そして組み込み用の信号処理ソフトウェアを開発することが必要となります。
本モジュールは、ガスセンサの応答から空気の汚れレベルを判定する相対値検知の信号処理ソフトウェアを内蔵しているため、手軽に空気質センサの評価を始めることができます。
詳しくはこちら
EM26AQSで評価できる空気質センサ
室内空気の汚れの原因となる匂い物質の発生源はさまざまです。
例えば、調理によって発生する匂い、食品から発生する匂い、お掃除(洗剤、芳香剤、消毒液など)やごみ箱から発生する匂い、煙草の匂い煙、建材などから発生するVOCなどが挙げられます。
EM26AQSでは、当社の各種空気質センサの中から、想定される用途や主な匂い物質に応じて最適なセンサを選び、評価することができます。
品番 | TGS2600![]() |
---|---|
代表的な 対象ガス |
水素、アルコールなど |
想定される 用途 |
|
製品情報 | 製品案内ページへ |
品番 | TGS2602![]() |
---|---|
代表的な 対象ガス |
VOC、アンモニア、硫化水素など |
想定される 用途 |
|
製品情報 | 製品案内ページへ |
品番 | TGS2603![]() |
---|---|
代表的な 対象ガス |
トリメチルアミン、 メチルメルカプタンなど |
想定される 用途 |
|
製品情報 | 製品案内ページへ |
信号処理ソフトウェアを組合せた
空気質センサの応用例
当社の空気質センサは、信号処理と組み合わせることで、室内空気に関わる様々な機器への応用が可能となります。
一例
-
エアコン
-
換気扇
-
空気清浄機