当社の製品は安全と安心を生み出すのはもちろん、健康や快適性などの分野にも躍進。私たちはいつもニーズの一歩先を見つめ、研究開発を続けています。

研究開発体制

組織横断する研究開発体制

当社の研究開発体制は従来の縦割りではなく、全社開発体制とでも言える組織の柔軟性が特徴です。アイデアの創造や専門部署へのアドバイス要請などは日々行われ、部門という範疇を越えて製品開発への自由闊達な意見交換が行われています。製品開発の早期の段階から各部門の知見やノウハウが介入することで、高品質な製品を創出する仕組みづくりに繋がっています。

研究開発分野

技術深化

当社が開発製造しているガスセンサの種類は大別して、多種のガスに感度がありコスト面にも優れた半導体式ガスセンサ、電力が不要で耐久性に優れた電気化学式ガスセンサ、温度による抵抗差を利用した接触燃焼式ガスセンサの3方式があります。これらの既存センサの性能向上や小型化、低消費電力化といった開発を進めています。

応用製品の開発

最新のアルコールチェッカーを初めとして、当社が開発したガスセンサ応用技術をベースとして各種の応用製品開発に取組んでいます。持ち運び可能で簡単便利なガスクロマトグラフの製品化など、新規の利用分野をターゲットにした製品づくりにも力を注いでいます。

新規分野

当社が開発したガスセンサはガス警報器などの保安用機器に限らず、さまざまな産業分野に応用されつつあります。車室内の空気質をモニターしてカーエアコンの空気清浄機能に連動する自動車搭載のセンサをはじめ、室内環境の保全やシックハウスに対応する汚染化学物質の計測、生体から生じるガス成分を分析して健康管理に役立てるなど、新たな挑戦が始まっています。

共同研究開発について

フィガロ技研では、ガスセンサの新たな利用分野や共同開発などについても、他企業様と提携してまいりたいと考えています。量産化や大量供給といった案件にも対応が可能で、提携先とはウィンウィン(Win-Win)の関係を構築したいと思います。